恋愛開運堂

恋愛に関するエトセトラ

恋愛は見た目が大事なの?

こんにちは恋愛開運堂のチャーリーです☆彡

 

あなたの初恋って、いつ頃だったか覚えてますか?

幼稚園や小学校だった人もいると思いまが、恋愛はその後大人になっても続きますし、さらに高齢者施設でも恋愛トラブルがあるように、高齢者になっても人生の中での恋愛は大きなウエイトを占めているのです。

 

世間では、恋愛に関して様々な法則が言われていますが、それは個人の経験による主観的な再現性のないものも多いですよね。

 

そこで、今回は実験と統計に基づく科学的な観点から、恋愛におけるルックスの重要性に的を絞った研究結果をご紹介しますので、せひ参考にしてくださいね♡

 

 

  目次

 

恋愛におけるルックスの重要性

 

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・ウォルスターのブラインドデート実験

恋愛の社会心理学者のウォルスターらは、大学の新入生向けの「出会い系」パーティーを舞台にして、どのような人が「もう一度デートしたい」と思われるかの実験を行ってます。

 

事前に参加者には、何種類かの性格テストに回答させて性格分析を行い、さらに参加者の「外見」も4人の上級生により密かに評定れてました。

 

その結果、モテやすいと考えられてる外向性の高い性格とモテやすさの間には、相関関係はほとんど存在しませんでした。

 

一方、外見の評定の高さとモテやすさの相関は、性格との関係よりもはるかに高い相関が得られました。

 

よってこの結果はつまり、モテる(もう一度デートしたいと思われる)かどうかは、性格よりも外見に左右されることが示されたということなのです。

 

・魅力的な人はサイトで自分のスナップ写真を多くアップしてる

前述の実験で、恋愛において顔はかなり重要だとわかりましたが、コーネル大学のトーマとハンコックは、この現象を実証的に研究してます。

 

この研究は、出会い系サイトに登録している男性40人、女性40人に実験室に来てもらい彼らの写真を実験室で撮影。この写真と出会系

サイトでの自己紹介ページにアップされてる写真について、10段階で評定します。

 

その結果、サイトの自己紹介では、職業や収入、学歴を「盛る」傾向はみられなかったのですが、顔は実際よりも「盛る」傾向がみられました。

 

つまり、職業や学歴を盛るより、顔の魅力を盛るほうが効果的ということを人は知っているのでしょうね。

 

ちなみに、顔を盛る傾向は男性よりも女性で顕著にあらわれてます。そして、その傾向はもともとの顔が魅力的でない人ほど顕著でもともと魅力的な人はよりたくさんの自分のスナップ写真をアップしてました。

 

ということは、自分の写真がたくさんアップされてる人は、それだけ実際の顔の魅力が高い可能性があるということなのです!

 

・本当に外見が決定的に重要なのか?

先の2つの実験により、恋愛における外見の重要性は大きいという結果がでてますが、そうなると美人やイケメンじゃないと恋愛はできないのでしょうか?

(そうだとしたら、世の中残酷ですよね~)

 

幸い実際の世の中では、外見はいまひとつなのにとてもモテてる人もいますし、美人やイケメンでもまったくモテない人もいますよね。

 

先のウォルスター実験では、恋愛の段階を考慮に入れてなかったため、お互い初めて出会ってから2~3時間程度の魅力が測定されていたということです。つまり、恋愛の入口部分だけを切り取って研究したものにすぎないのです!

(美人やイケメンでない人もご安心ください(笑))

 

・マースタインのSVR理論

マースタインは、恋愛から結婚に至るプロセスを3つのフェイズに分けた「恋愛のSVR理論」を提唱してますが、この中で恋愛相手の選択において、それぞれのフェイズで重視される成分が異なってくると考えています。

 

このSVR理論によれば、恋愛の最初のフェイズは、刺激(stimulus)の頭文字を取ったS。

 

Sフェイズでは、外見などの比較的表面的な情報が重要になってきます。

 

ウォルスターの研究で外見が良い人がモテたのは、じつは出会ってたかだか数時間では、相手を外見くらいでしか判断できなかったからだと思われます。

 

そして、恋愛の次のフェイズは価値観(value)の頭文字を取ったV。

 

Vフェイズでは、お互いの趣味や嗜好、価値観などが一致してるかどうかが重要になってきます。

 

また、このフェイズでは外見的魅力の重要度は低下してきますが、このフェイズは非常に重要で、たとえ相手が美女やイケメンでなくても、嗜好や価値観が一致していれば、楽しく長く付き合っていけるのではないでしょうか。

 

そして最後のフェイズは、役割(Role)の頭文字を取ったR。

 

これは、結婚するかどうかの意思決定に関わってくる部分で、お互いの役割をしっかりとりながら、共同生活を送っていけるかという判断が重要になってきます。

 

「一緒にいるのは楽しいけれど、結婚相手としては考えにくい」という場合は、VとRでは判断基準が異なっているからなのです。

 

また、このRフェイズでも外見の重要性はSフェイズに比べて低いといえます。

 

以上のこれらの実験結果からみると、短期的には外見的魅力は影響が大きいものの、長期的にはやはり性格(価値観・経済力・社会性など)がとっても重要だといえるので美人やイケメンでないひとも、ひと安心ですね(笑)

 

 

面食いな人の特徴

 

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 恋愛プロセス全体を考えてみると、前述のように外見的魅力は決定的な効果を持たないという結果がでてますが、それでも世の中には外見的魅力を極端に重視する人、「面食い」な人が一定数います。

 

その傾向を分析した研究によると男性のほうが女性よりも面食い度が高い傾向がでてます。

 

心理学や生物学の研究においても、異性選択においては「女性は外見的魅力」「男性は経済的魅力」で評価されることが多いという結果がでてますので、やはり男性に面食いの人が多いということなのでしょうね。

 

・セルフモニタリング傾向と面食い傾向の関連

では、どのような人が面食いなのでしょうか?

 

さまざまな研究の結果、面食いと関係がありそうな尺度として、セルフモニタリング傾向があるようです。

 

セルフモニタリング傾向とは、周りから自分がどのように見られているかを意識して、その状況に適切になるように自分の行動をコントロールする傾向のことです。

 

セルフモニタリング傾向が高い人は、周りからの視線を意識するため「この人と付き合っている私」は他人からどのように見られるかを強く意識します。

 

つまり美人やイケメンと付き合っているほうが、周りから良くみられると思うため、交際相手のルックスを気にするわけです。

 

 

まとめ

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 いかがでしたか?

 

恋愛において確かに交際の入り口として、ルックスは大切な要素ですので、清潔感のある身だしなみを整える必要はあるようですね。

 

しかし、より深い信頼関係を結ぶためには、経済力や誠実性といった中身を磨く努力を怠たらないようにした方が、より実りある恋ができるということが言えます。

 

あなたも外面内面ともに磨いて、素敵な恋をしてくださいね♡