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恋愛小説レビュー「ヘタレな俺はウブなアラサー美女を落としたい」

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 (画像元 https://www.amazon.co.jp

こんにちは恋愛開運堂のチャーリーです☆彡

 

今回は兎山もなかさんの恋愛小説『ヘタレな俺はウブなアラサー美女を落としたい』スターツ出版文庫)を読了しました。

 

男なら一度は凛とした年上の大人の女性に憧れたことってありますよね~。

しかもバーのカウンターでシェーカーなんか振ってる姿なんか見たらもう……ね(笑)

 

そんな大人の女とイケメン男子大学生がカクテルバーを舞台にした物語って、ワクワクが止まらない!

 

うん、あなたも酔っちゃうかもよ~♡

 

 

  もくじ

 

 

作者紹介

兎山もなか(とやま・もなか)

 

2015年デビュー。

以降、小説や漫画原作、シチュエーションCDのシナリオなど幅広く活動している。主な著作には『才川夫妻の恋愛事情』シリーズ、『きみは面倒な婚約者』、『地球が終わるらしいので、いまからキミを監禁します。』など。

 

 

あらすじ

念願のバーをオープンさせ、経営も順調なアラサーバーテンダーの篠森絹(しのもり・きぬ)。

 

ある日の明け方、お店の前でつぶれていたパリピな大学生・馬締純一(まじめ・じゅんいち)を介抱したのをきっかけに彼はお店で働くことに。

 

「絹さんて彼氏いるんスか」と聞いて積極的にアプローチしてくる彼に、しばらく恋愛ご無沙汰だった絹は、必死でオトナの女を演じるが……

 

一方、チャラ男を演じていた純一は実はガチで真面目なピュアボーイで、必死で肉食系を演じていた始末……。

 

恋愛経験を偽り、恋の駆け引きをするウブなふたりの、カクテルよりも甘い恋愛ストーリー。

 

(本書より引用)

 

 

感想

 カクテルバーを舞台に年上女性バーテンダーとイケメン男子大学生が繰り広げるジレキュンストーリー……もうこれだけで逝っちゃいそうな設定(笑)

 

読む前から期待値がいやでも上がります。

 

女性バーテンダー・絹の外見はパッチリとした瞳に凛々しく知性的な顔立ちの、まるで格式高い写真集の中からそのまま出てきたような女性。

しかも、いい女の代名詞とも言える「いい匂い」が漂う女。(いい女がいい匂いという固定観念をもってるのは僕だけかもだけど(笑))

 

その上大人の女性の余裕まで感じさせる絹……

 

どう考えても恋の相手としてはムリ目な女性。

 

いつもながら、どうやってこのムリ目な女性を口説くのだろうかと、先の展開がよめません(笑)

 

ただ絹は余裕ある大人の女性を演じているが、実は恋愛経験値が低いピュアな女性。

 

一方、主人公の男子大学生・純一もパリピ風を装っているが、本当は真面目で大学デビューのチェリーボーイ。

 

お互いの恋愛経験値の低さから物語は、ウブなふたりの恋の攻防戦となり、かなりジレちゃいます(笑)

 

そしてこの物語は、そんな二人の駆け引きを楽しみながら、お酒の楽しみかたも教えてくれます。

 

花に花言葉があるように、カクテルにも酒言葉(カクテル言葉)というものがあります。

 

カクテルの裏にある意味を込めて、意中の相手へ贈る一杯のカクテル……ロマンチック過ぎます!

そして一杯のカクテルが、二人の思い出の中に深く刻みこまれるとしたら、そんな素敵なことはありませんよね~♪

 

まあカクテルに限らず人はお酒が入ると、思ってもみなかった一面を持ってたり、こんな事を悩んでたのか~とか意外な発見が出来たりするものです。

 

そう、お酒は本音で語り合う魔法のツールでもあります。

 

なので、せっかく語り合った本音の想いを忘れないよう深酒には気を付けたいものですね。

 

さあ、あなたが相手に贈る一杯は、どんなカクテルにしましょうか♡