映画「笑顔の向こうに」…恋愛は、お口のケアから!(ネタバレあり)
1.笑顔の向こうに
こんにちは。チャーリーです。
恋愛がからむ映画を観ることも、恋愛開運には絶対必要と感じます。
というわけで・・・
先日、映画「笑顔の向こうに」を観てきたので、レビューします☆
現在、日本は超高齢化社会を迎えようとしており、私達日本人の
「平均寿命」は2017年の段階で女性87.26歳、男性81.09歳。
日本は世界において女性が2位、男性が3位の長寿国家となっております。
しかし、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す
「健康寿命」は、女性74.79歳、男性72.14歳となっており、男女とも10年前後
介護などが必要となる期間がでてきます。
ですので、質の高い生活を送るためにいかに
「健康寿命」を延ばすかが課題となりますが、
近年お口の健康が全身の健康を維持するのに非常に重要なことが
いろんな研究機関から報告されています。
今回の映画は、そんな国民の健康を守る歯科医療の現場を舞台にした珍しい映画です。
2.作品情報
公益社団法人日本歯科医師会が全面協力した歯科医療の現場をテーマに
若者たちの成長を描いた恋愛青春映画!
制作は公益社団法人日本歯科医師会、原案・製作総指揮を日本歯科医師会常務理事の
瀬古口精良が担当。
この作品は第16回モナコ国際映画祭において最優秀作品賞を受賞し、
「悪役商会」の丹古母鬼馬二が助演男優賞を受賞する快挙を成し遂げました。
2・1あらすじ
技術が高く、容姿端麗で「王子」と呼ばれるほどの若手技工士の大地(高杉真宙)
は、新人歯科衛生士として東京郊外のデンタルクリニックで働き始めた幼なじみ
の真夏(安田聖愛)と偶然再会。
キム兄扮する個性あふれるクリニックの院長や
歯科医師などからの信頼も厚い大地だったが、
金沢で歯科技工所を営む父との反目や、造った入れ歯を患者が受け入れてくれず苦悩する中、励ましてくれる真夏とも喧嘩をしてしまう。
患者が真に求めているものは何なのか、突き付けられた大地が壁を乗り越えながら
自分にとって本当に「大切な人」「大切な仕事」を発見していく。
2.2監督
この作品を手掛けたのは、株式会社Zero-Tenの代表取締役
榎本二郎(えのもと・じろう)
榎本監督の経歴をザッとご紹介。監督は、早稲田大学理工学部入学、2000年早稲田大学
を休学。同年、東映に入社し映画の仕事に携わる。2001年世界に出て様々な物事を見て
みたいと思い東映を退社し、世界各国をめぐる。たどり着いたニューヨークで
ニューヨーク工科大学に編入。それから約8年間ニューヨークにて映像・アートなどの
制作に関わる。
帰国後の2011年福岡にてウェブ制作、映像制作、イベント企画運営などを行う
株式会社Zero-Tenwを創業。
2.3キャスト
主人公の若手歯科技工士・大地を演じるのは高杉真宙(たかすぎ・まひろ)
1996年㋆4日生まれ、福岡県出身。
第9回TAMA映画賞最優秀賞新進男優賞を受賞。毎日映画コンクールスポニチ
グランプリ新人賞を受賞するなど、現在注目の若手俳優です。
ただ、私の中では「仮面ライダー鎧武」の中の仮面ライダー龍玄の
呉島光実としての印象がとても強いですね(笑)
そして、大地の幼なじみの新人歯科衛生士・真夏を演じるのが
安田聖愛(やすだ・せいあ)
1996年6月23日生まれ、秋田県出身。
2010年「第35回ホリプロタレントスカウトキャラバン」にてグランプリを受賞。
2012年映画「ロボジー」にてデビュー。その後数々の話題作に出演し、
映画・テレビ・舞台と幅広く活躍中の女優さんです。(とにかくカワイイ)
その他のキャストに松原智恵子、秋吉久美子、木村祐一、藤田朋子、熊切あさ美
丹古母鬼馬二、佐藤藍子などそうそうたる俳優陣が脇を固めます。
3. 感想
この作品の正直な感想は、「悲しくなった」です。物語が悲しいのではなく
50代の私が昔通ってきた、淡く切ない「恋愛」や色んな壁にぶつかりながら
奮闘してきた「仕事や学業」が過ぎ去った、戻ることの出来ない過去として認識
してしまったからです。
主人公・大地が仕事を覚え、少し自信を持ち始めて少々天狗になってきた頃に
鼻を折られて苦悩するところ・・・すごく身におぼえがあります!
幼なじみの真夏との、触ると壊れてしまいそうなガラス細工のような淡い恋の
関係・駆け引き・・・すごく身におぼえがあります!
誰しも通ってきた道だと思いますが、仕事に関しては、過去へ戻って
もう一度同じ苦労は絶対したくないです。(笑)
ですが、今は今で別のステージでの悩みや迷いはありますが・・・
恋愛においては、若い頃のような「ハラハラ・ドキドキ」をもう一度やってみたい
気持ちと、「大人のドライな恋」がいいなという気持ちと半々です。やっぱり
歳をとって、どこか冷めてきてるのでしょうね。
でも、真夏ちゃんみたいな可愛い子だったら「ハラハラ・ドキドキ」しても
いいかな~(笑)
4. まとめ
この作品は、若者が夢や目標をもち、それに向かって努力し成長するさまを
描いてあります。
主人公の大地の自信過剰ながらも、ひたむきな頑張りに真夏ちゃんは惹かれて
いくわけですが、私たちもいくら歳をとっても、この若者の
情熱というものは見習うべきものであり、私自信いくつになっても、そうありたい
と切に思いました。
みなさん、大切な人をゲットしたいなら、一途に何かに打ち込んでみてはいかがでしょうか?